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くれないの物の怪-7-
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村人は一行を大歓迎で迎えられ、コウサは村長の館に通された。
「この度は我らの願いを聞き入れ、コウサ様自らのご出陣大変感謝しております」
「なぁに、ワシが来たからには、物の怪など一ひねりにしてくれるわ」
両脇の女に酌をさせながら上機嫌のコウサ。
「父上は相変わらずだな」
藍は物の怪に備え警戒をしていた。
普段と変わらない静かな夜・・・
宴会も終わり、酔いつぶれて眠る者、見張りを続ける者。
そんな静かな夜に、村を見つめる男女がいた。
「まさか本当に生きているなんてね」
「死んでいるならそれでいい、生きているなら殺すまでだ」
「ふん、生き別れの妹の再会だって言うのに・・・」
「二度と言うな、殺すぞ」
「ふん、何さ、探すのに苦労したのに・・・あんな小娘の為に」
女は村に向かった。
「うん?あれは・・・?」
村内を巡回するコウサの部下の前、女が一人歩いてきた。
「村の娘だろ?」
「でも、こんな夜中に明かりも持たないで?」
「こんばんわ、こんな夜遅くにご苦労様」
女は笑みを見せた。
手には大きな扇を持っている。
「こんな夜中に何の用だ?」
「ちょっと人に会いに来たんですよ」
「人に、こんな夜中に?」
「えぇ・・・探し回ってやっと見つけたんですよ、小娘をね」
「小娘??」
女が扇を広げると、辺りは血の海と化した。