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概要

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先帝コモドゥスの死から二月。
帝国は、再び皇帝という名の権力者を冠していた。
夏の午後、誰もが想像し得なかった未来──
だが、ローマはそうした未来をしか選べなかったのだ。

文官ばかりの元老院では、蛮族の脅威を払うことは出来ず、
唯一の帝位継承権を持つルシアスは、
帝位を継ぐには些か幼な過ぎた。
結局、元老院身分の者の中から新帝を選出することで
落着したのは、至極当然の成り行きであった。

我が身を厭う余り、通謀の兆しに目を瞑り、
結果として、皇女襲撃を許してしまったクイントゥス。
事件を通して、己の庇護すべき存在を認めた彼は、
隊を掌握し、名実共に真の近衛の長となる。
それは、亡き友の夢を護る、孤独な戦いの始まりだった。
他方、彼に対する認識を改めたルッシラは、
宮廷の政治世界に疎い、男の力になりたいと考えるが、
クイントゥスは、頑なに彼女の言葉を拒み続ける。
敵は、そんな彼に、新たな罠を仕掛けようと企んでいた。


*   *   *


映画「グラディエーター」の二次創作小説です。
歴史ものが少ないので、こちらも載せてみることにしました。m(_ _)m

半オリジの古代ローマ物語に仕上げているので、
映画を知らなくても、時代小説、FT小説として楽しめる…はず。
…というか、映画時制の話は殆どありません(滝汗)。
オリジ設定+史実テイストの後日談(しかも、クイントゥスメイン)中心。
映画とは一味違う「グラ世界」をお楽しみ頂ければ幸いです。

◇映画あらすじ (goo映画)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31885/story.html


↑は、知らなくても、結構行けると思います。
クイントゥスとマキシマスが、元々は友人で副官と指揮官の関係にあり、
忠誠の為に、一度はマキシマスに背いたクイントゥスが、最後の最後で帝の命に叛いて、
結局、マキシマスに与する……という部分だけ押さえて置けば大丈夫です。(多分)


*   *   *


「E Pluribus Unus」の五章「夢の見せる夢」と、六章「平穏という名の季節」の幕間話。
「Carpe Diem」に至るまでの時間のお話です。

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グラディエーター(1) 親衛隊(1) 近衛隊(1) シリアス(1) 古代ローマ(1) 皇帝(1) 運命(1)

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連載 (8件)

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2009/08/20    01: 心迷宮 ~後編~

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2009/09/24    02: 張り巡らされる罠 ~前編~

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