鼻先の冷たさに目を開けると、いつの間にか年が明けていた。
こたつには僕がひとりと、あとは静けさだけ。
昨日の大掃除のおかげか、部屋は無機質で、妙に広く感じられる。
カレンダーもなんだか見慣れなくて、変な気分だ。
些細なことばかりなのに、でも、何かが変わってしまうのは少し淋しい。
なんてしみじみしていると、ふわんと甘く薫る、風呂上りの姉。
「起きてたんだ?」
あ、可愛い。・・・

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朝からお兄ちゃんは顔中に幸せを浮かべている。新年らしい晴れ晴れとした表情だ。
今年も可愛いなぁ、なんて言いながら僕の振袖姿をニヨニヨ眺めている。
そんな風に見られると恥ずかしいけれど、それとは別にちょっと複雑な思いも。
「どうかした?」
「だって、お兄ちゃんショタコンだもん。僕また一つ大人になっちゃうんだよ」
自分で言って、ちょっと拗ねた。お兄ちゃんはくすっと笑って、穏やかな声音・・・

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新年早々やってきた紫色のガチムチ野郎は、紋付袴姿だった。
ヤツがドリンクバーを注文したせいで、僕らフロアスタッフは横一列に並んでいる。
「さて、次はどれを飲もうかしら?」
紫色のヤツは唇をねっとりと拭い、うっとりとした目線で僕らを順に犯す。
「決めた。次は貴方の新鮮絞りたてヨーグルトを頂くわ」
次はって、また僕じゃないか!
「すみません、僕のおかわりは3回までしか‥‥」
ヤ・・・

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