あー、君達。
突然だが、ここに大いなる宣言をしよう。俺はゲームが大好きだ!
あの非現実的な魔法、美しい街並み、喋る動物など魅力あふれる世界がそこにある。
とはいえ、俺にだって常識というものはある。
つもりだ。
もし、あんな魔法などがあったとすれば世界は混乱してしまうだろう。犯罪などもすぐに溢れかえってしまう。透明になってしまう魔法なんて出来上がった日には目も当てられない。別・・・

コメント数 2
「……うーむ」
しかしながら、悲しきかな人間っつうものは好奇心にはそう簡単に打ち勝てないわけで。
早速家に戻ると、俺は改めてそのゲームソフトに目を向けた。
「こんなゲームあったか?」
ラベルにはタイトルが記名されてるのが普通なのだが真っ黒に塗り潰されていて読めん。まぁ、先ほど裏側に書かれていた『あるゲームの物語』が本来の名前なのだろう。
だがそんなタイトル、聞いた覚えがない。ゲー・・・

コメント数 0
どれだけその場に突っ伏していたのだろうか。
波の音と、強い潮の匂いが俺の安眠をこれでもかと妨げる。
「ほら、あんたいつまで寝てんのよ」
うーん。サナ、しばらく寝かせてくれ。お決まりだが、あと五分だけ頼む。
そう言い寝返りをうつが、
「さっさと起きろってんのよ、ゲームの中で寝てんじゃなーい!」
耳をつんざくような金切り声。
は、ゲーム? ホワイ。何を言っているんだ。俺は今、・・・

コメント数 0