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サン・ジョルディの円卓

『泣いた赤おに』

2010/02/07

sin

sin

本紹介のレビューでは、感想を語り合うことができないので、
誰もが知っている作品を紹介するメリットは少ないと載せていない書籍です。
#コミュ主様、素敵なコミュニティをありがとうございます。


『泣いた赤鬼』 浜田廣介 


人間と仲良くなりたいけれど、外見が怖い赤鬼を恐れて、人間は近寄ってこれない。
そこで、赤鬼の友達の青鬼が赤鬼のためにある提案をする……

無私の友情とはなにか、大切なものとは何かを子供心にもわかりやすく、これ以上なく強烈に
焼き付ける作品です。
様々な版で絵本が出ていますが、私がみたのは、多分何かの雑誌の付録ページで採録されている
ものだったような気がします。

童謡「ドナドナ」に並ぶトラウマ作品の名作なのではないかと思います。


wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A3%E3%81%84%E3%81%9F%E8%B5%A4%E9%AC%BC

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E8%B5%A4%E3%81%8A%E3%81%AB-%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%99%E3%81%91%E7%AB%A5%E8%A9%B1%E7%B5%B5%E6%9C%AC-%E6%B5%9C%E7%94%B0-%E5%BA%83%E4%BB%8B/dp/4082990100/ref=pd_cp_b_3


よろしければ、この作品の思い出などを語ってやってください。

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2010-02-08 22:13:11

失礼します。まだこちらのコミュに参加してもいない者なのですが(汗)紹介されていた本が小さい頃からとてもなじみのあるお話だったので、飛び込んでしまいました。

これは確か私の年代では教科書に載っていたような気がします……
それと本ではないですが、N○Kの人形劇でも何度か観ました。
私はこの物語に単純に青鬼の献身に感動すると共に、なぜ赤鬼は青鬼を探しに行かないのだろう、と幼心に憤りを感じた記憶があります(笑)
そしてこんないい友達がいるなら、赤鬼わざわざ人間の友達なんかいらないじゃないのよ?!とか思った記憶も…(更笑)
今、大人になった自分の視点で色々考えると、鬼、というキャラクター自体が何か異質な存在、当時人間の中でも受け入れがたい何かの存在を象徴しているのかな、とうがった見方をしてしまいます。
だからこそ物語の中では何かが(誰かが)犠牲にならなくては、成り立たなかったのかと。。

単純に孤独を耐えられる者と耐えられない者の物語とも取れるのかなぁ。

ポピュラーで皆さんが知っているお話だからこそ皆さんの受け止め方を知りたいですね。

ちなみにこれは昔話ではないから、某有名日本昔話のアニメには、なってない…ですよね?なんか見たような気もするけどきっと記憶違いなんだろうな、きっと(汗)

それでは飛び込み失礼致しました!!

2010-02-09 15:18:41

 初めまして。
 参加させて頂いた途端に、懐かしいお話が出ていたので、ついお邪魔を。
「百万回死んだねこ」「しろいうさぎとくろいうさぎ」「ふたりはともだち」……etcなんかを読んでいた頃に、この「泣いた赤鬼」も読みましたねぇ。

 sinさん、分かります!
 確かに「ドナドナ」といい、「泣いた赤鬼」といい、トラウマ作品ですよね。
(私は歌なら「グリーン・グリーン」もトラウマ作品なのですが)

 いととさんのお気持ちも良く分かります!
「こんな親友がいるなら、人間の友達なんかいらないじゃん!」と私も叫びましたもの(笑

 いなくなった青鬼を探しに行かない赤鬼の薄情さには、子供心に唖然としました。
 青鬼に感情移入しちゃって、赤鬼酷いと思ったのは秘密です。

 

2010-02-15 23:40:54

sin

sin

いととさん、redrumさん、
お返事遅くなりました。

>そしてこんないい友達がいるなら、赤鬼わざわざ人間の友達なんかいらないじゃないのよ?!とか思った記憶も…(更笑)

この友情に気付かないからこそ、生まれいづる悲劇なのでしょうね。
苦しみを分かつことは出来ても、喜びを生み出すことの出来ない人格をもつ二人がいて、
方や、互いに持ち得ない「光」に憧れ、
方や、光に憧れる友に思いを巡らし。

本当は、二人して笑いの輪の中に入れたら幸せな結末が迎えられるのに。

>今、大人になった自分の視点で色々考えると、鬼、というキャラクター自体が何か異質な存在、当時人間の中でも受け入れがたい何かの存在を象徴しているのかな、とうがった見方をしてしまいます。
だからこそ物語の中では何かが(誰かが)犠牲にならなくては、成り立たなかったのかと。

鬼とは、被征服民を悪役に仕立てた時の常套手段ですよね。
もともとは、「心清らかな異端」を排除した村人の「島国根性」にこそ問題があるわけです。
それを打破するには、犠牲が伴うというのでは、やはり哀しすぎるなぁと。
というより、「青鬼君、それでは赤鬼は嬉しくないんだよ」、という真実を責めて誰かが彼に伝えてあげることが出来ないのか、と哀しくなります。


>redrumさん

ごめんなさい、「しろいうさぎとくろいうさぎ」わからないです。
「ふたりはともだち」は、かえるくんの二人ですよね?
で、ごめんなさい2で、私は『100万回生きたネコ』だめなんです。
お前、100万回も生きて、一度も恋もしてないのかよ、なんだよそれ!と、心が反発してしまうのです。
器が小さいなぁ……。

私の中のトラウマ絵本としては、『スーホの白い馬』なんかもあるわけですがこんな風にお話しできて良かったです。

>いなくなった青鬼を探しに行かない赤鬼の薄情さ
そうですよね、赤鬼は泣いて終わるのではなく、青鬼を探しに行って、二人が出会ってめでたしめでたし、でもよいのに、あの終わり方はひどい。

だからこそ、覆水盆に返らない過酷な現実と、壊れやすい友情の美しさをお子ちゃまたちの魂に強烈に刻みつけるのでしょうね。

2010-03-05 03:52:04

懐かしいです。
親に奨められた記憶があります。
皆さんも幼い頃読まれたのですね。
おそらく、児童文学の黄金時代を代表する作品のひとつでしょう。

山形に著者の博物館があるそうです。
もし機会があれば、訪ねてみてはいかがでしょうか。
僕はまだですが、いつか行ってみたいです。

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